生きる次元が変わる魔法のフロー体験を
【思春期・反抗期・多感な10代の子等】へ

いのちに根ざした
「自己決定力」と「人間関係力」を育む

『スカウティング “モモ”』
松木正【ティーンズ】プログラム
自然体験&フロー体験学習

*フロー
時を忘れ、対象に集中し活性化している精神状態
心理学者チクセントミハイ提唱


目に見えない・見えにくい
様々なシグナルを見出し、触れて
自然の力を体得していく

自然体験プロジェクトで起きてくる
内面の動きに心を寄せて
自分らしく変化していく

スカウト4つの力
「スカウティングとは?」
<ダイジェスト版>

●自然の働きを読み解き、自ら選択し、決定するための「スカウト」

スカウト」ときいたら、何を思い浮かべますか?

プロスポーツ選手や芸能関係者のスカウトを思い浮かべるかもしれません。
日本では、スカウトというと、このような人材の勧誘に使われることが多いです。

もしかしたら、ボーイスカウト・ガールスカウト・カブスカウトはきいたことがあっても、スカウトという言葉とは結びついていないかもしれません。実は世界的な教育運動としてのスカウト・スカウティングという言葉があります。

元々、スカウトには「探し出す」や「見つけ出す」の意味があり、偵察する者、斥候を、スカウトと呼びます。

スカウトたちが、様々なサインを見出し、追跡して、観察推理していくスカウティングという方法を、自然体験・サバイバル体験などを通じて、肉体的・精神的に学び、それぞれに歩む道を、自発的に、自らの力で解明し、拓いていくやり方・あり方を体得していくことを、スカウト運動は意図しています。

また、インディアン(ネイティブ・アメリカン)には、古来より、スカウトと呼ばれる人たちがいました。自分がスカウトであるということを明かすことなく、愛する者たち、部族を守ることに尽くす存在のスカウト。自然の中で生きる術を身につけ、自然に溶け込み、自らの存在を消し、必要に応じて他部族の中に入り込んで、部族に必要な情報を持ち帰るという。そのためには、サバイバルの力に加えて、アウェアネスの力、自然を深く認識し、鋭く意識、知覚する力、一目で、はるか遠くまで、すべてを観察し把握する力が求められると言います。



現代の都市生活を生きる私たちにとって、都市生活を、自然の視点から見直し、そこに働いている、自然の力を感じとる感性を、私たちが本来持っているスカウティング力を、取り戻していくことは今改めて重要です。

なぜなら、都市生活・デジタル生活がネイティブになっている現代人にとって、特に子どもたちにとって、自然の働きを、体感的に感じ取り、経験し、活かせるようになることは、都市生活・デジタル生活の土台となっている、目に見えにくい・見えない自然の働きを体得していくことであり、単に都市生活の利用者になっていくのか、自然の働きに即した新しい生活様式を自ら作り出していくようになるのかの、根本的な違いをもたらすことになるからです。

この土台となる、目に見えない自然の働きを感知し、活用していく力は、いのちに根ざした暮らし・生活を生み出していくために必須なことです。

そして、この時、求められることが、人との関わりです。

『会話の時に自分のことを「ーーこういう自分がいるって自覚できてるよ」って言ってたことがあって。モモを経て少し変化しているのかなあと思って接しています。』


●「自己決定」を促し、「人間関係」を育む「きいて・いる」人

私たちが何事かをしようという時、人との関わりで起きてくる様々なことと、どのように向き合い、どのように乗り越えていくのか、この時に、鍵となり、極めて重要な働きをするのが「きいて・いる」人の存在だ、と松木さんはおっしゃます。

人との関わりの中で、目に見えない水面下では何が動いているのか、内面では何が起こっているのか。「きいて・いる」人の存在は、ここを大事に扱い、振り返りを働きかけ、気づきをもたらし、変化・変容を促していきます。

このプログラム名の“モモ”は、ミヒャエル・エンデの小説から拝借し、「きいて・いる」人のモデルとして、人との関わり方・あり方のモデルとして、掲げています。

・・・

モモに話をきいてもらっていると、どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は、急にじぶんの意志がはっきりしてきます。ひっこみ思案の人には、きゅうに目のまえがひらけ、勇気が出てきます。不幸な人、なやみのある人には、希望とあかるさがわいてきます。



モモがそういう考えを引き出すようなことを言ったり質問したりした、というわけではないのです。彼女はただじっとすわって、注意ぶかくきいているだけです。その大きな黒い目は、あいてをじっと見つめています。するとあいてには、じぶんのどこにそんなものがひそんでいたかとおどろくような考えが、すうっとうかびあがってくるのです。

・・・

『多感な年頃でおとな批判、おとな不信の日々の中、今回参加させていただき、自分を受け入れて話を聞いてくれるおとながいるということが嬉しかったようです。』



●人間の幸福に重要な「自己決定」と「人間関係」

人間の幸福に重要な要素として、「自己決定」と「人間関係」の二つは大きな要素を占めています。スカウティング“モモ”は、この「自己決定」を促し、「人間関係」を豊かに育んでいきます。

そのために「そんなこと絶対無理!」「やれっこないよ」「私には自信がない」「怖いし、どうしたらいいかわからない」という発言が飛び出すようなアクティビティに取り組みます。普段やったこともないし、通常の意識では、当然そう思えることなので、無理もないことかもしれません。

そのような場面における人との関わりで、内面で何が起こっているのかというプロセスを大事に扱い、そこでの気づきや学びが、これまで通りの選択から、より自分らしくいられるような新しい選択を選ぶことを促し、仲間で支え合い、変化・変容していくようなあり方を、体験的に学んでいきます。



自然の中で困難なプロジェクトに向き合う時、いろんな感情や気持ち、心の変化が起きます。

・伝えたいけど言い淀んでしまう気持ち
・どう表現したらいいかわからない暴れるような感情
・言葉にならずに身体で感じている何か

そのような「今ここ」で感じている感情、気持ちを共に感じながら、丁寧で微細に寄り添っていくと、子どもたちは徐々にその感覚世界に入りフロー状態になっていきます。

すると、子どもたちからびっくりするような、あっと驚く言葉や表情、アイデアが出てきます。

そして、化学反応が起きるように、子どもたちの中で何かが起こり、まるで魔法ような、ちょっと常識的には考えられないような体験が生まれてくるのです。


スカウティング “モモ”は、このように、世界の幸福にとって重要な、いのちに根ざした自己決定力」と「人間関係力」を育むことを意図し、企画しているプログラムです。


学校には行っていなくて、『苦手なプログラム、活動について愚痴を言うことも正直ありました。ただ本人は自覚してないと思いますが、2泊3日の様子を色々話してくれている中で、苦手なことも経験したり、初めての方達とも一緒に過ごしたことでたくましくなったように感じています。』

「過去は変わる」

松木さんは、YMCAでキャンプカウンセラーとして奉職後、アメリカに渡り、環境教育の現場で働く中で、ネイティブ・アメリカンのラコタ族と出会い、30年の長きにわたり、ラコタ族と生活を、そして、セレモニーを共にするようになりました。また、19歳の時に「うつ」で床に伏すようになったところを、カウンセラーに話をきいてもらうことで回復していった体験を通じて、自身もカウンセラーになっていらっしゃいます。そして、様々な学校・教育機関に関わり、学校やクラスの立て直し、新しい文化・風土の創造に貢献してきていらっしゃいます。

ネイティブ・アメリカン部族の長老やシャーマン、グランパたちが、次世代に知恵を伝承していったように、スカウティング “モモ”は、松木さんご自身の人生を結晶化し、次世代にその知恵を伝えていくプログラムとなっていくことでしょう。



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「スカウティングとは?」